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Outline 革新的衛星技術実証2号機

「革新的衛星技術実証2号機」は、「革新的衛星技術実証プログラム」の2回目の実証機会です。 「革新的衛星技術実証2号機」は、「小型実証衛星2号機(RAISE-2)」(6つの実証テーマを搭載)と8機の 超小型衛星キューブサット の計9機の衛星で構成されています。

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ミッションマーク

About 小型実証衛星2号機

小型実証衛星2号機(RAISE-2)

RAISE-2 搭載図

概要

小型実証衛星2号機(RAISE-2:RApid Innovative payload demonstration SatellitE-2)は、公募により選定された6つの部品・機器の実証テーマを軌道上で実証するための衛星です。実証テーマ提案者からの要求を受けて衛星の運用を行い、実証機器の実験データおよび実験実施時の環境データを提供します。

主要諸元

打上げロケット イプシロンロケット
射場 内之浦宇宙空間観測所
打上げ 2021年度
軌道 太陽同期軌道 高度560km
衛星質量 110kg(内バス機器:約85kg)
衛星サイズ 75×100×100cm

Theme 実証テーマ紹介   →  テーマ一覧

部品・コンポーネント(小型実証衛星2号機「RAISE-2」に搭載)

01マルチコア・省電力ボードコンピュータ SPRESENSE™ SPR

テーマ名:ソニー製小型・低消費電力マイコンボード「SPRESENSE™」の耐宇宙環境性能評価

提案機関:ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社

次世代の宇宙機器としての潜在能力を持つソニー製マイコンボード「SPRESENSE」の軌道上実証を行い、将来的な衛星・探査機への搭載、衛星・探査機の自律制御性能向上を目指す。
  • 諸元表
    サイズ ・SPRESENSE FOR SPACE:100×100×33mm
    ・SPRESENSE FOR EARTH:100×100×33mm
    ・GNSS ANTENNA PLATE :157×157×21.5mm
    ・GNSS ANTENNA CABLE :800mm
    重 量 一式1.2kg
    実施責任者 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 太田 義則
    共同実施者 ソニーグループ株式会社
02クローズドループ式干渉型光ファイバジャイロ I-FOG

テーマ名:クローズドループ式光ファイバジャイロの軌道上実証

提案機関:多摩川精機株式会社

クローズドループ式光ファイバジャイロ(I-FOG)の軌道上実証を行い、高精度、かつ低価格のI-FOG 慣性基準装置の開発により、市場への安定供給を目指す。
  • 諸元表
    サイズ 97×97×80mm
    質量 0.90kg
    実施責任者 多摩川精機株式会社 菅沼 嘉光
03CubeSat用国産小型スタートラッカー ASC

テーマ名:CubeSat用小型・安価な国産スタートラッカーの商用化に向けた宇宙実証

提案機関:株式会社天の技

キューブサットへの搭載が可能な商用スタートラッカ(STT)の軌道上実証を行う。本スタートラッカにより、キューブサットの産業利用に不可欠な高精度な姿勢制御を実現し、新規宇宙事業の競争力強化を目指す。
  • 諸元表
    サイズ 250×160×75mm
    質量 1.3kg
    実施責任者 株式会社天の技 工藤 裕
043DプリンタX帯アンテナ 3D-ANT

テーマ名:3Dプリンタで製作する廉価版アンテナ(テレメトリ・コマンド受信用)の軌道上評価

提案機関:三菱電機株式会社

3Dプリンタ製アンテナの開発・評価を行い、価格、製造技術のブレイクスルーを実現し、軌道上品質検証を通して商用化に繋げる。
  • 諸元表
    サイズ φ100×180mm
    質量 0.58kg
    実施責任者 三菱電機株式会社 石井 博之、望月 恭介
05軽量・無電力型高機能熱制御デバイス ATCD

テーマ名:軽量・無電力型高機能熱制御デバイスの軌道上実証

提案機関:東北大学

3 つのデバイスを組み合わせた熱制御コンポーネントを実証し、従来にはない軽量・省電力で独創的な熱制御技術の実現を目指す。
  • 諸元表
    サイズ 収納状態:190×289×190mm
    ラジエータ展開状態:190×289×335mm
    質量 3.5kg
    実施責任者 東北大学  永井 大樹
    共同実施者 名古屋大学、株式会社ウェルリサーチ
06冗長MEMS IMU MARIN

テーマ名:冗長MEMS IMU(MARIN)の軌道上放射線環境での飛行実証

提案機関:JAXA

放射線耐性を持つ中精度で小型・低コストな国産冗長MEMS 慣性センサユニット(MARIN)の開発・軌道上実証を行い、海外品のITAR 制約やコスト増の問題を解決し、我が国の宇宙開発の自立性と価格競争力に貢献する。
  • 諸元表
    サイズ 154×107×83mm
    質量 1.3kg
    実施責任者 宇宙航空研究開発機構 松本 秀一
    共同実施者 住友精密工業株式会社

超小型衛星

01可変形状姿勢制御実証衛星ひばり HIBARI

テーマ名:超小型衛星による可変形状機能を用いた姿勢制御の軌道上実証

提案機関:東京工業大学

高速姿勢制御と高指向安定性の両方を実現する可変形状姿勢制御(VSAC) を実証し、全く新しい姿勢制御方式の確立を目指す。
高速姿勢変更と高指向安定性の両方が必要とされるリモートセンシング、天文学などの分野で市場競争力が獲得できることが期待される。
また、超小型衛星を利用したミッションの幅が拡大し、新規市場が開拓される。
  • 諸元表
    サイズ 59×59×55cm
    質量 55kg
    実施責任者 東京工業大学 松永 三郎
02複数波長赤外線観測超小型衛星 Z-Sat

テーマ名:超小型衛星による複数波長帯での革新的赤外線画像処理技術の実証

提案機関:三菱重工業株式会社

近赤外線カメラと遠赤外線カメラを用い、複数波長の取得画像を重ね合わせて熱源の温度分布を取得する技術を実証し、将来的なインフラ監視ビジネスの展開を目指す。
技術実証を基に、超小型衛星コンステレーションによる複数波長の赤外線画像サービスを世界に先駆けて実現することを目指す。
  • 諸元表
    サイズ 50×50×51cm
    質量 46kg
    実施責任者 三菱重工業株式会社 志村 康治
03デブリ捕獲システム超小型実証衛星 DRUMS

テーマ名:デブリ除去事業に活用するデブリ接近技術及びデブリ捕獲機構の実証

提案機関:川崎重工業株式会社

デブリ除去に必須の技術である、観測、接近、捕獲、地上管制の要素技術と運用を実証し、優位性を得ることで、デブリ除去事業参入への足掛かりとする。
また本実証により得られた技術について、デブリ除去事業のみならず、軌道上サービス事業やその他事業への適用拡大を進める。
  • 諸元表
    サイズ 59×60×84cm
    質量 62kg
    実施責任者 川崎重工業株式会社 丸山 辰也
04多目的宇宙環境利用実験衛星 TeikyoSat-4

テーマ名:超小型人工衛星のマイクロISS化実現へ向けた衛星バスシステムの軌道上実証

提案機関:帝京大学

超小型人工衛星内で、宇宙環境(微小重力・高放射線)を利用した「生命科学分野」「物質科学分野」「宇宙技術開発分野」等の実験を無人かつ自動で実施することが可能なバスシステムを軌道上で実証し、超小型人工衛星のマイクロISS 化実現を目指す。
  • 諸元表
    サイズ 55×55×55cm
    質量 52kg
    実施責任者 帝京大学 河村 政昭

キューブサット

01宇宙塵探査実証衛星 ASTERISC

テーマ名:キューブサットによる宇宙塵・スペースデブリ観測を目指した膜型ダストセンサおよび国産キューブサットバスシステムの軌道上実証

提案機関:千葉工業大学

大面積化や膜面への粒子観測機能付加が容易な応用性を持つ、膜型ダストセンサを開発・実証する。低価格で製造できる本技術を確立できれば宇宙塵やスペースデブリなど宇宙環境粒子の観測分野において高い競争力が見込まれる。今回は技術実証に加え、宇宙塵の科学観測およびスペースデブリのモニタリング観測にも挑む。
また、新たな「国産バス」としてのキューブサットバスシステムを開発・実証し、日本のキューブサットの実用化を推し進める。
  • 諸元表
    サイズ 11×11×34cm
    質量 4kg
    実施責任者 千葉工業大学 松井 孝典
    共同実施者 東北大学
02速報実証衛星 ARICA

テーマ名:1Uキューブサットによる機上突発天体速報システムの実証実験

提案機関:青山学院大学

イリジウム衛星やGlobalStar 衛星といった民間通信衛星の通信網を利用し、衛星と地上とのリアルタイム通信技術として確立することを目指す。
また、宇宙での利用実績のないシンチレータを用いたガンマ線検出器でガンマ線バースト観測を行い、軌道上での実証を目指す。
  • 諸元表
    サイズ 10×10×11cm
    質量 1kg
    実施責任者 青山学院大学 坂本 貴紀
03高機能OBC実証衛星 NanoDragon

テーマ名:高機能CubeSat用OBCの軌道上実証

提案機関:明星電気株式会社

民生品を活用し、コストと信頼性のバランスのよい、ユーザの要求に柔軟に対応可能なキューブサット用オンボードコンピュータ(OBC)を開発・実証し、市場への投入を目指す。
また、本OBC の販売と併せて衛星開発のサポートも行い、キューブサットや超小型衛星に関する国際協力事業を行う上でのモデルケースとしての確立を目指す。
  • 諸元表
    サイズ 10×10×34cm
    質量 4kg
    実施責任者 明星電気株式会社 谷本 和夫
    共同実施者 Vietnam National Space Center(VNSC)
04木星電波観測技術実証衛星 KOSEN-1

テーマ名:2Uキューブサットによる超高精度姿勢制御・超小型LinuxマイコンボードによるOBC・木星電波アンテナ展開技術の実証

提案機関:高知工業高等専門学校

これまでの衛星に搭載例がない超薄型のデュアル・リアクションホイールを用いた超高精度姿勢制御の実現、超小型Linuxマイコンボードによる新しい OBC ソフト開発手法の確立、7m長の木星電波アンテナ展開技術の実証を行い、衛星による木星電波観測技術の確立を目指す。
  • 諸元表
    サイズ 10×10×23cm
    質量 3kg
    実施責任者 高知工業高等専門学校 今井 一雅
    共同実施者 群馬高専、徳山高専、岐阜高専、香川高専、米子高専、新居浜高専、明石高専、鹿児島高専、苫小牧高専