JAXA研究開発部門

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Outline 革新的衛星技術実証4号機

RAISE-4 小型実証衛星4号機

概要

小型実証衛星4号機(RAISE-4:RApid Innovative payload demonstration SatellitE-4)は、公募により選定された8つの部品・機器の実証テーマを軌道上で実証するための衛星です。実証テーマ提案者からの要求を受けて衛星の運用を行い、実証機器の実験データおよび実験実施時の環境データを提供します。

主要諸元

打上げロケット イプシロンSロケット
射場 内之浦宇宙空間観測所

Theme 実証テーマ紹介   →  テーマ一覧

部品・コンポーネント・サブシステム(小型実証衛星4号機に搭載)

01低軌道衛星MIMO/IoT伝送装置 LEOMI

テーマ名:衛星MIMO技術を活用した920MHz帯衛星IoTプラットフォームの軌道上実証

提案機関:日本電信電話株式会社

低軌道衛星から地上への通信周波数利用効率を向上させる衛星MIMO技術評価、および複数LPWA方式に対応する超広域衛星IoTプラットフォームコンセプト技術評価のための軌道上実証を行う。
  • 実施責任者 日本電信電話株式会社 山下 史洋
    共同実施者 JAXA
02民生GPU実証機 GEMINI

テーマ名:民生用GPUの軌道上評価およびモデルベース開発

提案機関:三菱電機株式会社

AI処理、SAR再生処理などの高速信号処理を可能にするため、超高速演算が可能な民生用GPUの軌道上実証を行う。また、GPUに搭載するソフトウェア開発は、モデルベース開発手法を適用し、開発期間の短縮・品質向上を目指す。
  • 実施責任者 三菱電機株式会社 千葉 旭
    共同実施者
03水を推進剤とする超小型統合推進システム KIR-X

テーマ名:水を推進剤とする超小型統合推進システムの軌道上実証

提案機関:株式会社Pale Blue

水を推進剤としたイオンスラスタとレジストジェットスラスタの2種類の推進系を統合したシステムの軌道上作動を行い、衛星の姿勢・軌道情報から軌道上での推進性能を評価することで、「軌道上作動実績」「軌道上作動時に評価された製品スペック」という付加価値を獲得し、事業化・実用化を目指す。
  • 実施責任者 株式会社Pale Blue 浅川 純
    共同実施者
04小型衛星用パルスプラズマスラスタ TMU-PPT

テーマ名:小型衛星用パルスプラズマスラスタ(PPT)の軌道上実証・性能評価

提案機関:合同会社先端技術研究所

超小型及び小型衛星用推進装置として、低電力、かつ、小型化・低価格化を実現可能な電気推進装置の軌道実証及び性能評価を実施する。
  • 実施責任者 合同会社先端技術研究所 杉木 光輝
    共同実施者 東京都立大学、山梨大学、株式会社高橋電機製作所
05膜面展開型デオービット機構 D-SAIL

テーマ名:超小型衛星用膜面展開型デオービット機構の軌道上実証

提案機関:株式会社アクセルスペース

運用終了後の衛星が軌道上に残存する期間をさらに低減させるため、デオービット機構のシステムの検証を行う。
  • 実施責任者 株式会社アクセルスペース 安岡 篤史
    共同実施者 サカセ・アドテック株式会社
06発電・アンテナ機能を有する軽量膜展開構造物 HELIOS-R

テーマ名:Society5.0に向けた発電・アンテナ機能を有する軽量膜展開構造物の実証

提案機関:サカセ・アドテック株式会社

低コストな小型衛星の高性能(大電力/大容量5G通信/干渉計による高分解能観測)化に向け、発電・アンテナ機能を付与した軽量・高収納な膜構造物の軌道上実証を行う。
  • 実施責任者 サカセ・アドテック株式会社 酒井 良次
    共同実施者 JAXA、東京工業大学
07耐放射線地球観測カラーカメラ CF-CAM

テーマ名:次世代高性能CMOS撮像素子の軌道上実証

提案機関:マッハコーポレーション株式会社

耐放射線カラーカメラの開発および将来の人工衛星にも搭載可能な高性能耐放射線CMOS撮像素子を衛星に搭載し、軌道上実証を行う。
  • 実施責任者 マッハコーポレーション株式会社 赤塚 剛文
    共同実施者
08SOISOC活用オンボードAI物体検知機 AIRIS

テーマ名:次世代宇宙用MPUを活用したオンボードAI物体検知及び検知精度向上の軌道上実証

提案機関:三菱重工業株式会社

次世代宇宙用MPU(SOISOC4)の耐宇宙環境性能を検証するとともに、SOISOC4とオンボードAIチップを用いて船舶を軌道上で検知し、必要なデータのみをダウンリンク、取得データを利用した再学習によるオンボードAIチップのAI更新、という一連のサイクルが成立することを軌道上実証する。
  • 実施責任者 三菱重工業株式会社 益川 一範
    共同実施者

キューブサット

01編隊飛行技術試験衛星 MAGNARO-II

テーマ名:回転分離を用いた超小型衛星の編隊形成

提案機関:名古屋大学

連結された超小型衛星を回転分離し編隊を形成する新しい手法を構築し軌道上で実証する。これにより、複数機の衛星による多地点同時観測、継続地球観測を超小型衛星で達成することを目指す。
  • 実施責任者 名古屋大学 稲守 孝哉
    共同実施者
02海洋観測データ収集IoT技術実証衛星 KOSEN-2R

テーマ名:超高精度姿勢制御による指向性アンテナを搭載した海洋観測データ収集衛星の技術実証・持続可能な宇宙工学技術者育成とネットワーク型衛星開発スキームの実証

提案機関:米子工業高等専門学校

LPWA(LoRa)受信機と指向性アンテナを組み合わせることによる海底地殻変動観測データの収集、魚眼カメラと磁気センサを融合させたデュアルリアクションホイールによる高精度姿勢制御の実証、多地点受信に特化した衛星データ収集プロトコルを用いた衛星通信の実証を行う。
  • 実施責任者 米子工業高等専門学校 徳光 政弘
    共同実施者 群馬工業高等専門学校
03一体成型技術実証衛星 WASEDA-SAT-ZERO-II

テーマ名:衛星筐体の一体成型技術の実証

提案機関:早稲田大学

3Dプリンタを使って衛星筐体を一体成型する技術により、ネジゼロ・機構部品ゼロ・デブリゼロを目指す。この衛星筐体を使って、平面要素で構成した(折り紙のような)膜面の展開実験を行う。
  • 実施責任者 早稲田大学 宮下 朋之
    共同実施者
04CubeSat搭載用超小型マルチスペクトルカメラ実証衛星 FSI-SAT2

テーマ名:CubeSat搭載用マルチスペクトルカメラの技術実証

提案機関:一般財団法人未来科学研究所

データ処理系を含む1Uサイズのマルチスペクトルカメラを低コストに開発し、軌道上での基本動作実証を行う。
  • 実施責任者 一般財団法人未来科学研究所 近藤 海城
    共同実施者
05折り紙リフレクトアレーアンテナ実証衛星 OrigamiSat-2

テーマ名:折り紙構造による超高利得展開リフレクトアレーアンテナ技術の宇宙実証

提案機関:東京工業大学

本3U キューブサットは、折り紙技術により畳める2層展開膜にアンテナ素子を貼付した、これまでになく軽量・高収納率な宇宙用展開アレーアンテナを実証する。本アレーアンテナは10cm立方サイズから約25倍の投影面積へ展開しアンテナ利得を高める。
  • 実施責任者 東京工業大学 坂本 啓
    共同実施者
06バッテリ異常検知システム実証衛星 Mono-Nikko

テーマ名:超小型宇宙機用インテリジェント電源ユニットの軌道上実証

提案機関:株式会社大日光・エンジニアリング

超小型宇宙機に搭載するバッテリのステータスデータを取得し、バッテリの劣化具合や異常を軌道上でいち早く検知することが可能なインテリジェント電源ユニットの軌道上実証を行う。
  • 実施責任者 株式会社大日光・エンジニアリング 柴田 克哉
    共同実施者
07地震先行現象検知検証衛星 Prelude

テーマ名:地震先行現象検知による確率地震発生予測実証CubeSat

提案機関:日本大学

近年、高度80kmの電離圏D領域で発生している地震先行電離圏変動の存在が統計的に有意であることがわかった。本6UCubeSatは先行現象検知のための超小型の電場・プラズマハイブリットセンサー搭載の衛星の全球観測でグローバルの地震発生予測をめざすCubeSatを開発する。
  • 実施責任者 日本大学 山﨑 政彦
    共同実施者 静岡県立大学
08速報実証衛星 ARICA-2

テーマ名:ARICA-2による民間衛星通信を利用した突発天体速報システムの実証実験

提案機関:青山学院大学

民間衛星通信ネットワークを利用した新しい突発天体速報システムを2UキューブサットARICA-2に搭載し、通信の成功率や速報までの遅延時間などを軌道上で検証することを目的とする。
  • 実施責任者 青山学院大学 坂本 貴紀
    共同実施者 理化学研究所、株式会社IHIジェットサービス(IJS)