地球接近小惑星を発見しました(2018年3月12日)
2018年3月12日(日本時間)に発見した小惑星は、日本スペースガード協会、石垣島天文台等で順調に追観測が行われ、「2018 EZ2」の仮符号が付与されました。
この小惑星は、発見当初の軌道決定によると、日本時間3月14日11時24分頃に地球から約21万キロ(月の軌道の約半分)まで接近し、その推定される直径は約20m(2013年にロシアに落下したチェリャビンスク隕石とほぼ同じ大きさ)でした。
その後、宇宙科学研究所と日本スペースガード協会 において詳細に観測が行われ、高速で自転していることも分かりました。
第一発見者JAXAサイディング・スプリング観測所とその後の追観測情報が、発見された小惑星を全て管理する、国際天文学連合 小惑星センター(MPC) に掲載されています。
宇宙科学研究所「地球接近小惑星2018 EZ2に高速自転を検出」