研究紹介

  1. ホーム>
  2. 研究紹介>
  3. 宇宙機電気系技術研究>
  4. 宇宙利用拡大を目指した宇宙環境からの防護に関する研究

宇宙利用拡大を目指した宇宙環境からの防護に関する研究


宇宙放射線防護に関する研究

  • 放射線輸送計算により、下記を検討中です。
    ■宇宙放射線に対する各種材料の遮蔽性能の検証
    ■宇宙船内物品の設置位置・量による最適化
    ■全方位において船内線量を最小化する船壁厚の最適化
  • 月/火星面上での「実製造を視野に入れたレゴリス遮蔽材」の検討をしています。

詳しくはこちら



耐原子状酸素コーティングの開発

新しいシリコン系材料であるシルセスキオキサン誘導体(SQコート)を耐原子状酸素コーティングとして、ポリイミドを始めとする宇宙用材料に適用する研究開発を行っています。シルセスキオキサンは、シリコーン(有機的)とシリカ(無機的)の中間的性質を有する有機-無機ハイブリッド材料です。

詳しくはこちら



MPAC & SEED実験

この宇宙実験は、最長3年間にわたって宇宙空間における微小粒子の捕獲実験及び宇宙用材料の曝露実験を実施したもので、これまでにわが国が実施してきた同種の実験と比べて長期間の実験であることが大きな特徴です。更に、SM/MPAC&SEED実験の特徴としては、実験開始後1年、2年及び3年経過毎に実験試料を回収したため、最長3年間にわたる微小粒子の捕獲数変化、曝露材料の経年変化を評価することが可能となったことが挙げられます。また、JEM/MPAC&SEED実験の特徴としては、国際宇宙ステーション進行方向前方に取り付けられていることから、周囲の構造物による影響がSM/MPAC&SEED実験に比べ少なく、より精度の良い宇宙環境予測が可能であることが挙げられます。これらの実験結果は世界的にみても貴重な実験成果であるとともに、わが国の今後の宇宙機開発に大きく貢献するものです。

詳しくはこちら



宇宙機の汚染(コンタミネーション)の制御適正化研究

これまで取り組んできた研究により、コンタミネーション評価技術が向上するにつれ、コンタミネーション解析が宇宙機のコンタミネーション管理に果たす役割は大きくなっています。本研究では、これらの要請に応え解析ツールの高度化と、この解析をする上で必要となる材料パラメータの取得技術について研究を行っています。

詳しくはこちら



紫外線防護

人工衛星、宇宙ステーション、ロケット等(まとめて宇宙機)を紫外線から守る為、宇宙空間における材料の耐紫外線性評価技術の研究をしています。

詳しくはこちら



宇宙環境計測ミッション装置(SEDA-AP)

SEDA-AP(Space Environment Data Acquisitionequipment-Attached Payload)は国際宇宙ステーションが周回する軌道の宇宙環境を計測すると共に、有人宇宙活動を支えます。
SEDA-APは、スペースシャトルで打ち上げられ、JEM曝露部上で宇宙環境データの計測を行います。
この装置は、補給部曝露区、ロボットアーム、曝露部とのインターフェイスを受け持つ共通バス機器部、中性子モニタセンサを宇宙空間に伸展させる伸展機構部、そして各種宇宙環境データの計測を行うセンサ、計測装置より構成されています。

詳しくはこちら



ERG搭載 超エネルギー電子観測装置(XEP)

宇宙科学研究所が開発するジオスペース探査衛星(ERG衛星)に第一研究ユニットの開発している超高エネルギー電子観測装置(XEP)を搭載します。本プロジェクトでは、放射線帯電子加速の現場であるジオスペース赤道面において「広いエネルギー範囲の粒子」と「広帯域の電磁場・波動」、つまり粒子・電磁場・プラズマ波動の統合観測を実現し、宇宙嵐に伴うジオスペースの変動とそれに伴う相対論的電子生成のメカニズムを探ることを目的としています。小型科学衛星2号機は2016年度の打上げを目指しています。XEPは、本プロジェクトにおいて放射線帯の外帯電子を観測し、磁気嵐時に起こる放射線帯電子の消失・加速メカニズムの解明の一翼を担い、宇宙天気(宇宙放射線環境予測)への貢献が期待されます。

詳しくはこちら



中性大気密度の研究

HTV、SLATS衛星など近年のJAXAプロジェクトでは空気抵抗の影響が大きい低高度での運用が求められており、飛翔体に抗力の推定が必要である高度についての大気密度モデルの高精度な予測データ及び実際の結果に対する定性的な大気変動の評価結果の需要が高まってきています。また、飛翔体の運用のみならず、デブリの軌道予測においても大気密度モデルの必要性が高まってきています。本研究では軌道決定に影響を与える中性大気密度予測誤差を軽減するために国内で開発されている数値モデルであるGAIAモデル(共同研究:成蹊大学、九州大学)を軸に大気密度モデルの研究を行っています。また、モデルを改良する為に必要な中性大気密度を計測するための計測装置(共同研究:東京大学)の開発も実施しています。

詳しくはこちら



超低高度衛星技術試験機「つばめ」搭載「原子状酸素モニタシステム(AMO:Atomic oxygen MOnitor)」

「つばめ」に搭載された「原子状酸素モニタシステム(AMO:Atomic oxygen MOnitor)」は、原子状酸素の実計測に加え、13種類の材料への原子状酸素の影響の計測を行います。長期にわたる原子状酸素の実計測は世界初となります。

詳しくはこちら