研究紹介

  1. ホーム>
  2. 研究紹介>
  3. 宇宙活動の安全確保

宇宙活動の安全確保先導する研究

軌道上の宇宙ゴミ(スペースデブリ、またはデブリ)は、年々増加の一途をたどっており、将来的には人類の宇宙活動の妨げになると予想されます。

JAXAは、「脅威となるデブリの除去」、「デブリを生まないクリーンな衛星、ロケットの実現」などを目指す、クリーン・スペースプログラムを、我が国の国際貢献策として提唱すべく、政府、内外の関係機関との連携検討を進めるとともに、その実現に向けた技術の研究開発に取り組んでいます。



研究の意義価値

  1. 我が国の安全保障、社会生活を支えるインフラとして定着した宇宙資産を保護するとともに、人類の宇宙開発活動の長期持続的発展に貢献します。
  2. 世界各国が取り組んでいる宇宙デブリ問題に対し、我が国の主導的役割を強めるとともに、将来の規制環境下における優位性を得て、我が国の宇宙産業に貢献することを目指します。


研究の目標

国際標準・ルール化の検討「国際標準化の戦略的推進」

宇宙開発を行う各国機関と協調し、関連する諸研究における最新の技術や知見を積極的に利用しつつ、デブリ削減のための国際的な基準や方針について有効な提案を行います。

衛星・ロケットの非デブリ化技術の研究「デブリを生まないJAXA宇宙機」

軌道寿命短縮、制御落下技術、ロケット上段機体の複合材化、推薬タンクの複合材化を実現し、傷害性のある再突入質量の最小化

デブリ除去技術の研究「脅威となるデブリの低コスト除去」

自動ランデブ等、日本の技術蓄積を活用し、2020年代を目途に低コストデブリ除去システムの実現

デブリ状況把握・防御技術の研究「JAXA宇宙機の被害防止」

衝突回避運用における軌道予測精度向上、防護策の効率化、デブリモデルの精度向上等



デブリ除去衛星による大型デブリの捕獲
デブリ除去衛星による大型デブリの捕獲
導電性テザーによる除去
導電性テザーによる除去


デブリ観測専用施設
デブリ観測専用施設
複合材ラティス構造の研究
衝突リスク評価ソフト
複合材ラティス構造の研究
防御材の高速衝突試験