研究紹介

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宇宙探査技術の研究先導する研究

2017年12月、宇宙開発戦略本部が宇宙基本計画工程表を改定し、国際有人宇宙探査計画に関しては、「国際宇宙探査のプログラムの具体化に先立ち、我が国として優位性や波及効果が見込まれる技術の実証に、宇宙科学探査における無人探査と連携して取り組む。」 としました。その具体的な技術とは、①重力天体着陸技術、②重力天体表面探査技術、③有人宇宙滞在技術、④深宇宙補給技術です。

一方、JAXA国際宇宙探査推進チームで整理した「日本の宇宙探査全体シナリオ」では、我が国が進めるべき宇宙探査のシナリオを提案するとともに、長期的なビジョン、全体アーキテクチャ案、上記の4分野を中心に研究目標や技術ロードマップをまとめました。

国際宇宙探査全体ビジョン(JAXA案)

研究の概要

本研究では、その技術ロードマップをベースに、我が国の強みや特徴を生かしつつ、革新性や将来性なども踏まえて優先度をつけ、重点的に取り組むテーマとして以下の研究を進めています。

重力天体着陸技術

有人月面探査ミッションに向けた技術実証ミッションであるHERACLESミッションに向けて、そのコンセプト検討や重要な課題である極低温推薬の蒸発率を抑えるための断熱材の研究、および火星探査に向けたエアロキャプチャ技術の研究。

 
有人月面探査技術実証ミッション(HERACLES)探査機の概念図

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重力天体表面探査技術

月の南極探査に不可欠な広温度範囲対応の高密度リチウムイオン電池や、斜面走行に適したクローラ型走行機構の研究など。

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有人宇宙滞在技術(生命維持・環境制御技術)

水・酸素補給が不要で高効率な空気・水再生技術の開発。

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有人宇宙滞在技術(放射線防護技術)

地磁気圏外の深宇宙放射線環境から宇宙飛行士を防護する技術の研究。

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深宇宙補給技術(深宇宙ランデブ技術など)

日本の得意な光センサ技術を応用した3D LIDARの開発および画像航法センサからなる深宇宙航法センサシステムの研究開発、軌道推定の準リアルタイム化と完全オンボード化の研究、月近傍軌道遷移・ランデブ運用における航法誘導制御技術の研究。

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