研究紹介

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宇宙探査技術の研究先導する研究

2015年7月に、文部科学省のISS・国際宇宙探査小委員会が、「宇宙探査新時代の幕開けと我が国の挑戦」と題した第2次とりまとめ文書を公表しました。その中で、重力天体着陸技術の獲得と月南極の探査活動を次の重要なステップとするとともに、①重力天体着陸・離陸技術、②重力天体探査技術(エネルギー、走行・作業)、③宇宙滞在技術、④深宇宙補給技術の4分野が今後重点的に取り組む技術課題として識別されました。

一方、JAXA国際宇宙探査推進チームで整理した「日本の宇宙探査全体シナリオ」では、我が国が進めるべき宇宙探査のシナリオを提案するとともに、全体アーキテクチャ案や上記の4分野を中心に研究目標や技術ロードマップをまとめました。


国際宇宙探査全体アーキテクチャ(JAXA案)
国際宇宙探査全体アーキテクチャ(JAXA案)


研究の目標

本研究では、その技術ロードマップをベースに、我が国の強みや特徴を生かしつつ、革新性や将来性なども踏まえて優先度をつけ、重点的に取り組むテーマとして以下の研究を進めています。


重力天体着陸技術

月の南極にも着陸可能な画像航法、障害物回避などの航法・誘導・制御技術の開発や、火星探査に向けたエアロキャプチャ技術の研究。


月南極探査ミッションの概念図
月南極探査ミッションの概念図

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表面探査技術(エネルギー、走行・作業)

月の南極探査に不可欠な広温度範囲対応の高密度リチウムイオン電池や、斜面走行に適したクローラ型走行機構の研究など。

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生命維持・環境制御技術

水・酸素補給が不要で高効率な空気・水再生技術の開発。

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放射線防護技術

地磁気圏外の深宇宙放射線環境から宇宙飛行士を防護する技術の研究。

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深宇宙ランデブ技術

日本の得意な光センサ技術を応用した3D LIDARおよび画像航法センサからなる深宇宙航法センサパッケージの開発。軌道推定の準リアルタイム化と完全オンボード化の研究。月近傍軌道遷移・ランデブ運用における航法誘導制御技術の研究。

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