研究紹介

SSPS総合システム検討

「宇宙に浮かぶ発電所」と表現される宇宙太陽光発電システム(SSPS)ですが、その実現のためには、完全再使用型の大規模宇宙輸送システムや、km級の大きさの宇宙構造物の軌道上無人組立て技術等が必要となるなど、宇宙技術を中心とした関連する様々な技術分野の革新が求められます。

また、それらの革新を実現するためには、長期間にわたる研究開発が必要となります。
研究開発を行う間にも変化する技術の伸長や、社会経済状況の変化に応じた研究開発を行うことが、非常に重要な課題となります。
SSPS研究チームでは、「研究開発の進め方」についても技術、自然科学はもちろんのこと、社会科学を含めた総合的な観点から、検討を行っております。



「SSPS事業性検討委員会」「SSPSシステム検討委員会」からの提言を受けて

SSPSを実現するためには、その技術課題を解決するために、長期にわたる研究開発が必要となります。今後のSSPSの研究開発をどのように進めるべきか、外部有識者委員会から提言をいただきました。

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提言も踏まえ、現在、総合システム検討では、主に以下の課題に取り組んでいます。

  • SSPSの実現に必要な多様な技術のうち、優先的に研究開発に注力すべき分野の識別
  • 各分野における適切な研究開発の推進
  • 今後得られる技術研究成果を、早期の社会還元につなげていくための検討および取組み


SSPS研究開発成果の早期社会還元について(踊り場成果)

SSPSを実現するためには、その技術課題を解決するために、長期にわたる研究開発が必要となります。そのため、研究開発で得られる成果(無線エネルギー伝送技術など)を、宇宙空間だけではなく、航空分野も含めた地上での利用に応用し、早期に社会に還元していくことが必要です。

SSPSの実現に至る道のりを長い階段になぞらえ、階段の途中にある「踊り場」からヒントを得て、私たちはこれをSSPSの「踊り場成果」と呼び、研究開発に取り組んでいます。